新築やリフォームをする際、家の床下点検口の設置場所は非常に重要です。
適切な場所に点検口を設けることで、家の健康状態を保つことができます。
逆に誤った場所に設けてしまうと、点検が難しくなったり、安全上の問題が生じたりします。
この記事では、床下点検口のおすすめの設置場所3選と避けるべき場所3選を紹介します。
床下点検口の場所で後悔しないでね!
床下点検口の場所おすすめ3選
床下点検口の場所でおすすめなのは以下の3つです。
1つずつ解説していきます。
キッチン周辺
キッチン周辺に点検口を設けることで、水回りの配管や給排水管、電気配線などを点検できます。
キッチンは水を多用する場所でもあるため、ここでの点検は特に重要です。
我が家もキッチン周辺に設置
我が家はパントリーの中に床下点検口を設けました。
パントリーは1.5畳ほど。
冷蔵庫やゴミ箱など隠したいものは基本的にパントリー内に収納しています。
LDKが狭くなったとしてもパントリーを採用してよかった!
我が家のLDKは16.5畳ですが、広見せの工夫は上記で詳しく紹介しています。
バスルーム近く
バスルームやトイレ周辺に点検口を設けることで、給排水管や排気管、床下の通気状態を確認できます。
特に浴室は湿気が多く、通気が重要です。
我が家の第二候補が脱衣所だったよ。
玄関周り
玄関周辺に点検口を設けることで、床下の状態や不用意に侵入してきた小動物などを確認できます。
玄関は家の出入り口であり、床下の健康状態を確保するためにも重要な場所です。
不用意な侵入は盲点だったわ。
床下点検口の場所で失敗しがち3選
一方、床下点検口の場所で失敗しがちな場所は以下の通りです。
こちらも1つずつ解説していきますね。
リビングや寝室
居室の床下に点検口を設けることは避けるべきです。
美観上の理由だけでなく、居住空間に近い場所は湿気や臭いの問題が生じやすく、点検口があることで快適さが損なわれる可能性があります。
目立つの嫌だし、問題があるのは避けたい!
階段下
階段下に点検口を設けると、通行スペースが狭くなるだけでなく、点検作業が難しくなります。
広めのスペースを確保して点検しやすい場所を選びましょう。
庭や外壁に近い場所
庭や外壁に近い場所に点検口を設けると、雨水や地表水の浸入が懸念されます。
これによって床下の湿度が上昇し、結果として家の構造に影響を及ぼす可能性があります。
失敗しがちな場所がだいたい分かった!
床下点検口の場所を変更は大変!
床下点検口の場所を変更する場合、いくつかの要点を考慮する必要があります。
以下に変更を行う際の一般的な手順と注意点をご紹介します。
順を追って詳しく解説しますね。
場所の変更は、ものすごく大変だよ!
1.変更できるか確認
変更を行う前に、建築基準や地元の建築規制に適合しているか確認することが重要です。
新しい場所が構造的に安全で適切であることを確認します。
2.設計と許可
変更が許可される場合、建築許可や設計変更を申請する必要があります。
3.施工
施工の際には、床下の構造や基礎に影響を与えないように慎重に作業を行います。
専門の施工業者に依頼することで、専門知識を持った人々が適切な施工を行ってくれます。
4.配管と配線
床下点検口の変更が配管や配線に影響を与える場合、専門家に相談して変更が必要な場合は、適切に移設します。
5.通気と防水
床下点検口は通気や排水のために設けられていることが一般的です。
新しい場所でも同様の機能が確保されるようにします。
6.安全性の確保
床下点検口の変更によって、家の構造や安定性に影響を与えないように十分な配慮が必要です。
変更するのに、こんなに工程が!
床下点検口の変更は慎重に行うべき作業であり、安全性と法的規制を守るためには適切な計画と専門家の協力が必要です。
床下点検口は設計段階から慎重に
まとめると、床下点検口の設置場所は家の健康状態を維持する上で極めて重要です。
適切な場所を選ぶことで、将来的な修理や点検がスムーズに行え、家の寿命を延ばすことができます。
逆に誤った場所に設置してしまうと、快適な生活が損なわれる可能性があるため、設計段階から慎重に考えることが大切です。
床下点検口の場所は慎重に決めようね!
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