スケルトン階段(シースルー階段)は、見た目がおしゃれでインパクトがあるため、魅力的に感じる人も多いですが、実際に使ってみると様々な問題が生じることがあります。
採用してから後悔しないためにも、事前にスケルトン階段のデメリットを理解しておきましょう。
私も自身も、スケルトン階段に憧れたので、間取りの要望にも「スケルトン階段希望」と伝えていました。
しかし、デメリットを考慮した結果、スケルトン階段を不採用としました。
デメリットって何かな?早速デメリットを見ていこう!
我が家がスケルトン階段を採用しなかった理由
私自身もスケルトン階段に憧れていましたが、デメリットを考慮したことや、設計士の提案が気に入ったため不採用にしました。
我が家がスケルトン階段を採用しなかった大きな理由は、デメリットでも挙げた以下の通りです。
1つずつ解説していきます。
収納スペース確保のため
我が家の場合は、スケルトン階段の階段下スペースがもったいないと感じました。
収納が少ないと感じていたため、このスペースを階段下収納として活用することにしました。
ビルトインガレージと直結しているため、タイヤ・ゴルフバック・スーツケースなどを収納しています。
ビルトインガレージとは別に収納スペースを設けることで、空間を区切ることができ満足しています。
ビルトインガレージや階段下の活用アイデアについては上記で詳しく紹介しています。
提案してもらった階段のデザインが気に入ったため
設計士に提案してもらった階段のデザインがおしゃれで大変気に入りました。
我が家の床材はフロアタイルですが、階段にも同じフロアタイルを使用しました。
このように同じ材質のフロアタイルを使用することで、部屋全体に統一感を出せます。
造作の階段なので、唯一無二なところもお気に入り。
ちらっと覗く、ペンダントライトが可愛いでしょ♪
リビングとのつながりも感じられるため、提案してもらった階段にしてよかったです。
ペンダントライトについて
ペンダントライトは施主支給しました。
施主支給の1番のメリットは、中間マージンが抑えられるのでコスト削減ができること。
そして、お気に入りの照明を使用できることです。
我が家が採用したのは、「YAMAGIWA ペンダント照明 Tear Drop Mini LED(ティアドロップ)」です。
こちらを2つを高さに違いを出して設置しました。
若干お値段はするかもしれませんが、他の照明はダウンライトを使用することでメリハリをつけました。
おすすめの施主支給については上記で紹介しています。
スケルトン階段のデメリット6選
結論から言うと、デメリットは6つあります。
1つずつ解説していくね。
安全性の問題
スケルトン階段において最も懸念されるデメリットは安全性の問題です。
特に、小さなお子さんやペットを飼っている方は、段差の隙間にはさまってしまうことや転落してしまう恐れがあります。
また、高所恐怖症の方はスケルトン階段だと下がよく見えてしまうため、階段の上り下りをためらってしまう場合があります。
アクリル板やネットを活用して、リスクをなるべく減らせるといいですね。
収納スペースが減る
スケルトン階段にすることによって、収納スペースが減ります。
例えば、スケルトン階段にしない場合は階段下のスペースを有効活用できます。
確かに、階段下をトイレにしている間取りもあるよね!
間取りを考慮した際に、十分なスペースを確保できなければスケルトン階段の採用は難しいでしょう。
コストが高い
スケルトン階段を採用することによって、費用が掛かる場合があります。
「必ずスケルトン階段を採用したい!」
「予算が確保できる」
そのような方以外は、スケルトン階段の採用をよく検討する必要があります。
家づくりにおいて、階段の他にもグレードアップしたいと考えるポイントは多くあるでしょう。
どこに予算の重きを置くのか、優先順位をつけることが大切です。
空調の効率が低い
スケルトン階段にすることによって、空間の面積が大きくなります。
そのため、空調の効率が低くなってしまいます。
断熱をしっかりすることや、エアコンの位置を工夫することで未然に防ぎましょう。
下にほこりが落ちる
スケルトン階段にすることで、階段に溜まったほこりやゴミが下に落ちてしまいます。
階段の下がダイニングだった場合は、料理にほこりが入ってしまう恐れがあります。
また、リビングスペースの場合はくつろぎの空間にほこりが舞うため、あまり気分が良くありません。
階段下をどのようなスペースにするのか、検討する必要があります。
パンツが見える
スケルトン階段だと、下の階にいる人にパンツを見られてしまう可能性があります。
来客時や年頃の女の子がいるご家庭だと、嫌がられるかもしれません。
私のパンツはそう簡単に見せないよ!
パンツが見えることを懸念するものの、スケルトン階段を採用したい方は、設計士に相談しながらパンツが見えにくいデザインの階段にしましょう。
理想の階段づくりは間取りが大切!
私は階段において、間取り上の後悔はありません。
それは、事前に間取りをしっかりと考えていたからです。
間取りに不安がある方や、まだ間取りが決まっていない方こそ、無料でプロに相談してみましょう。
「間取りのたたき台として活用」することや、「セカンドオピニオンとして活用」することが可能ですよ。
間取りは複数の視点から作成できるとよいでしょう。
すでに間取りをもらっている方は、異なる視点で考えてもらうことができます。
これから間取りを検討するという方は、無料なので気軽に相談してみましょう。
理想の間取りを手にいれて、階段だって後悔しない♪
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