ビルトインガレージは、家づくりを検討している人にとって魅力的なオプションです。
車を守り、屋外の気象条件から守ることができるだけでなく、住宅の価値を向上させるなどの利点もあります。
しかし、実際にビルトインガレージを選んだ人々の中には、後悔の声も聞かれます。
我が家は2台分のビルトインガレージを採用したよ。
念願のビルトインガレージだけど後悔ポイントが…
この記事では、ビルトインガレージに関する後悔ポイントと対策について紹介します。
我が家のビルトインガレージ
間取りを作成する上で、我が家が特に譲れない条件だったのがビルトインガレージ。
普通自動車1台と軽自動車1台が駐車できます。
いちいち車から降りなくてもいいようにシャッターは電動にしました。
そして、我が家は日産リーフを蓄電池代わりに使用しているため、V2Hも導入。
V2Hは、電気自動車に充電した電気を、家で使うための装置です。
まとめると、ガレージ内には以下が収納されています。
普段使わないものを、ビルトインガレージ内に置いておけるため便利です。
それでは、まさかの後悔ポイントをお伝えするよ!
我が家は階段下を土間収納として活用しました!
詳しくは上記で紹介しているので、間取りに悩んでいる人は合わせてチェックしてみてくださいね。
ビルトインガレージの後悔ポイントは2つ
念願叶って採用できたビルトインガレージ。
大満足ですが、後悔ポイントもあります。
それは大きく2つです。
1つずつ紹介しますね。
スペースの制約
希望の条件を詰め込んだ間取りになった結果、ビルトインガレージのスペースはギリギリになりました。
日産リーフをV2Hに基本的に接続していますが、後ろ向きでの駐車しかできないため、いちいちコンセントを前方まで持っていかなくてはいけません。
もう少しスペースが確保できれば前向き駐車も可能でしたが、希望の間取りが実現できたため、ここは我慢することにします。
僕ががんばって接続するよ!任せて!
いつもありがとね。
車止めの用意を怠った
我が家は車止めの購入を後回しにしてしまいました。
絶対にないと思っていましたが、まさかの駐車時にバックで壁につっこんでしまいました。
入居して1ヶ月も経たない内の事件。
絶対ないは「ない」と強く思いました。
悲しすぎて号泣。夫も工務店も怒らない、やさしい世界だった。
そういうこともあるよ。ドンマイ。
その後、無事に壁を修理してもらい、急いで車止めのブロックを購入。
1個で3,000円ほどなのに、重さがあるため固定しなくても、自重で駐車可能。
もっと早く購入しておけばよかったと心から後悔しました。
ビルトインガレージのメリット5選
後悔ポイントを2つ挙げましたが、満足していることの方が上回っています。
例えば、ビルトインガレージには以下のようなメリットがあります。
1つずつ解説していきますね。
車を守る安全性とセキュリティの向上
ビルトインガレージは、車を安全に保管するための理想的な場所です。
車を屋内に保管することで、盗難や損傷のリスクを減らすことができます。
V2Hも守ることができるよ!
気象条件からの保護
屋外の気象条件は車にとって厳しい要素です。
雨や雪、紫外線による塗装の劣化や内装への影響があります。
ビルトインガレージは、これらの気象条件から車を守ります。
ガレージ内に駐車することで、車の外部への影響を最小限に抑え、車の外観や耐久性を保つことができます。
車の乗り降りで雨に濡れないのも最高!
雪が振っても、雪かきする必要なしだよ。
住宅の価値向上
ビルトインガレージは、住宅の価値を向上させる要素としても注目されています。
多くの購入者にとって、ガレージは重要な要素の一つであり、魅力的な特徴となります。
将来的に住宅を売却する際には、ビルトインガレージが付いていることがプラスの要素となるでしょう。
追加の収納スペース
ビルトインガレージは、単に車を駐車するだけでなく、追加の収納スペースとしても活用できます。
ガレージ内に棚やラックを設置すれば、ツールや季節用品、スポーツ用具などを整理して収納することができます。
これにより、家の中のスペースを有効に活用し、整理整頓された環境を実現することができます。
ゴルフバックと冬用タイヤの保管場所ができたよ。
プライバシーと快適性の提供
ビルトインガレージは、車を所有者のプライベートスペースで保管することができます。
これにより、近隣の目から車を隠すことができ、プライバシーを確保することができます。
また、車をガレージに駐車することで、屋外の騒音や汚れを軽減し、快適な居住環境を実現することができます。
車が趣味な人には最適だよね。
これらのメリットからもわかるように、ビルトインガレージは車所有者にとって便利で魅力的なオプションです。
ビルトインガレージのデメリット5選
一方で、ビルトインガレージにはデメリットも存在します。
こちらも1つずつ紹介していきます。
スペースの制約
ガレージを組み込むためには、敷地内のスペースが必要です。
我が家の場合は他の居住スペースが狭くなったとしても、ビルトインガレージを採用することを優先しました。
家づくりにおいて、何を優先するのか順位をはっきりさせておけるといいですね。
コストがかかる
ガレージの建設には追加の費用がかかります。
我が家の場合は電動シャッターにしたため、余計にコストがかかってしまいました。
しかし、その分を別のところで減額するなどして工夫することにしました。
メリハリ大事だよね。
換気や湿気
ビルトインガレージにはガレージの臭いや湿気などの問題が存在する場合もあります。
特に密閉された空間であるため、ガソリンやオイルの臭いが残ったり、湿度の高さによるカビの発生が懸念されます。
我が家は将来的にもう1台も電気自動車にする予定なので、ガソリンやオイルの心配はありませんが、換気システムを導入。
保守とメンテナンス
ガレージ内の掃除やガレージドアの保守など、定期的な作業が必要となり、時間や費用を要することがあります。
ガレージも定期的なメンテナンスが必要で、コストがかかります。
騒音や振動
騒音や振動が住宅内に伝わる可能性もあるため、生活の快適さに影響を及ぼすこともあります。
電動シャッターが開く音が意外と家の中にいても分かる!
使用頻度に依存
車を頻繁に使用しない場合、ガレージはあまり必要ないかもしれません。
忘れ物や不用品の貯蔵
ガレージは荷物や不用品を貯蔵する場所になりがちで、整理が必要です。
十分な収納スペースが確保できず、ガレージが乱雑になりやすいため、使い勝手が悪くなることがあります。
ビルトインガレージの改善策や対策
我が家の後悔ポイントを踏まえて、ビルトインガレージに対する後悔を避けるための改善策や対策を以下の通り提案します。
1つずつ説明していきますね。
スペース効率を向上
まずは、スペース効率を向上させるアイデアです。
壁面や天井を活用して収納スペースを確保し、ガレージ内の有効なスペースを最大限に活用することが重要です。
収納や整理をしやすくするために、棚やラック、引き出しを活用することも効果的です。
換気や湿気対策
ガレージ内の環境改善策やメンテナンスのポイントにも注意を払いましょう。
換気や湿気対策を行い、定期的な清掃やメンテナンスを行うことで、快適で健康的な環境を維持することができます。
照明の工夫
我が家の場合は照明は自動センサーにしました。
夜間に車を入庫しても自動で電気が付くようになっているため安心で快適です。
あ!あと車止めも忘れないでね。
・・・。
独立型ガレージやカーポートとの比較と利点
ビルトインガレージ以外のガレージオプションも考慮することが重要です。
例えば、独立型ガレージやカーポートなどがあります。
それぞれの種類や特徴について説明し、利点を紹介しましょう。
独立型ガレージ
独立型ガレージは広いスペースを提供し、ガレージ専用のスペースとして使える利点があります。
カーポート
カーポートは屋根のみの構造でありながら、車を守る機能を持ちながらも、スペースの制約を軽減することができます。
他のガレージオプションも検討することで、自身のニーズに合った最適な選択肢を見つけることができます。
結論!ビルトインガレージで後悔なし
結論として、ビルトインガレージには後悔要因が存在する一方で、これらの要因に対して改善策や対策をすれば回避できます。
自身の状況やニーズに合わせて、ガレージの設計や配置、環境改善策、メンテナンス対策などを考慮し、最適な選択をすることが重要です。
ビルトインガレージを活用する際には、事前の計画と適切な対策が後悔を軽減し、快適なガレージ生活を実現できるしょう!
コメント