洗面台を廊下に設置することは、一見してスペースの有効活用やデザインのアクセントとして魅力的に思えますが、実際には後悔することもあるかもしれません。
- 廊下に洗面台をつくるデメリットを知りたい
- 逆にメリットはあるの?
事前に知っておくことで、後悔や失敗を回避し、理想的な洗面環境を実現できるかもしれません。
この記事では、洗面台を廊下に設置した場合の後悔の理由を10選ご紹介します。
洗面台が廊下にある私が紹介するよ!
洗面台を廊下に設置して後悔する理由10選
![洗面台](https://taninouchi.com/wp-content/uploads/2023/04/A673BFBF-109B-4A5E-8508-6046203BB0A5-768x1024.jpeg)
以下に、洗面台を廊下に設置する際に後悔する可能性のある理由を10選をご紹介します。
- プライバシーの欠如
- 騒音や臭いの拡散
- 温度の問題
- スペースの制約
- 収納の制限
- インテリアの一致性の欠如
- 照明の不足
- 掃除の難しさ
- 生活感が出てしまう
- 高額な移設費用
え~!こんなにあるの!?
工夫次第でデメリットは回避できるから安心してね。
それでは、1つずつ説明していきます。
プライバシーの欠如
廊下に洗面台を設置することで、他の家族や訪問者によるプライバシーの欠如が生じる可能性があります。
![クアドロスリム](https://taninouchi.com/wp-content/uploads/2023/05/0054DFBE-7F1D-453D-BD9E-971C5724364F-768x1024.jpeg)
我が家の場合は、リビングにサンワカンパニーのクアドロスリムというガラスドアを採用しました。
正直に言うと、プライバシーはないと感じています。
現在は夫婦二人暮らしのため、問題は感じていませんが、子どもができた時に嫌がられる可能性があります。
また、来客時によく思われないかもしれません。
リビングから洗面台がよく見える場合はガラスドアを選ばない方が無難かもしれません。
騒音や臭いの拡散
廊下に設置された洗面台からの水の音や洗剤の臭いが、他の部屋や廊下に広がることがあります。
逆にキッチンなどの臭いが洗面台に広がることもあります。
また、洗面台でドライヤーをする時は周辺に騒音がある場合も。
夫くん、ドライヤーでテレビの音が聞こえないよ~!
温度の問題
廊下は一般的に他の居室よりも温度が低くなる傾向があり、冬場は寒く、夏場は暑くなる可能性があります。
我が家の場合は廊下もリビングの一部として、ドアを開けっぱなしにしていることが多いです。
スペースの制約
廊下は通行スペースであり、洗面台を設置することで通行の妨げになる可能性があります。
間取りを作成する際に、通路幅をきちんと考慮する必要があります。
どれくらい通路幅を設ければいいかは、プロに相談してみましょう。
収納の制限
廊下に洗面台を設置することで、収納スペースが制限され、必要な物品の収納に制約が生じる可能性があります。
事前に収納したいものをピックアップして、収納スペースを確保できるといいですね。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/26954bbb.98ff58ff.26954bbc.84561b24/?me_id=1211966&item_id=10011138&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fimportshopaqua%2Fcabinet%2Fzoom%2Fc%2F05%2F51001721.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
それでも収納スペースが足りない場合は、便利な収納グッズを活用してみましょう。
インテリアの一致性の欠如
廊下は通過スペースであり、他の居室と比較してインテリアの一致性が損なわれる可能性があります。
家全体でテーマカラーを設定するなどすれば、インテリアにまとまりが出るでしょう。
我が家の場合は「ホワイト・グレー・ブラック」の3色に絞ったインテリアにしました。
どの部屋にいてても、統一感があるよ!
照明の不足
廊下は一般的に照明が制限される場所であり、適切な明るさや照明の配置が難しい可能性があります。
日中の採光や照明に関しては、プロに相談することが一番です。
また、洗面台にお気に入りの照明を施主支給して、コストカットすることも可能です。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/2661839a.c250ef2d.2661839b.d49fe11d/?me_id=1320757&item_id=10012134&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fdk-dstyle%2Fcabinet%2Frak2%2Fod53%2Fod53sa-op252545ld_c6.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
掃除の難しさ
廊下に洗面台を設置することで、掃除が困難になり、手入れが煩わしくなる可能性があります。
我が家の場合は洗面台でドライヤーもするので、床に落ちた髪の毛が気になることも。
でも、ロボット掃除機に任せてしまえばハードルは下がります。
![](https://taninouchi.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ルンバよりも低価格なのに、1台で水拭きもできるのが決め手でした。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/34269a6a.557cc8f8.34269a6b.a24ba8e8/?me_id=1346082&item_id=10000230&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fstore-ecovacs-japan%2Fcabinet%2Fdeebot%2Fn8propuls%2Flp_n8proplus_14.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
ラクできるところは、とことんラクしたい!
生活感が出てしまう
洗面台の周辺に日用品をたくさん置いてしまうと、生活感が出てしまいます。
よく使うものは出しっぱなしにしていた方がラクなので、ついついやってしまいがちですが、廊下に洗面台があると生活感がより気になってしまうかもしれません。
来客時に慌てて片付けるのは私です。
高額な移設費用
洗面台を廊下から他の場所に移設する場合、高額な費用や工事が必要になる可能性があります。
廊下に洗面台を設置する場合は、慎重に検討しましょう。
これらの理由を事前に知ることで、洗面台を廊下に設置する際の失敗や後悔を回避することができます。
廊下に洗面台をつくるメリット5選
廊下に洗面台を設置して後悔するかもしれない理由を10個紹介しましたが、メリットも存在します。
- 利便性と手軽さ
- 家族やゲストへの便益
- 間取りやレイアウトの改善
- コストカット
- バスルームの混雑緩和
- 緊急時の安心感
1つずつ解説していきますね。
利便性と手軽さ
廊下に洗面台を設置することで、誰もがで手軽に手洗いや顔を洗うことができます。
特にトイレやバスルームからや、急いでいるときに便利です。
廊下に洗面台があると、どこにいても使いやすい!
家族やゲストへの便益
廊下に洗面台を備えると、家族やゲストが簡単に手を洗ったり、顔を洗ったりできるようになります。
特に家族構成が多い場合や、来客が多い家庭では、混雑を避けることができます。
特に、来客があった際は気を遣わせることなく、手洗いしてもらえます。
間取りやレイアウトの改善
もともと廊下に空きスペースがある場合、洗面台の設置により、空間の効率的な活用が可能となります。
使われていなかったスペースを有効活用できるため、家のレイアウトがより良くなります。
我が家もスペースを活用するために廊下へ洗面台を設置したよ!
コストカット
我が家の場合は、廊下の洗面台をトイレの手洗い器を兼用しました。
トイレ内に手洗い器を設置しないことで、コストカットにつながりました。
トイレを出たところに洗面台を設置したよ。
バスルームの混雑緩和
朝のラッシュ時や家族が同時にバスルームを利用する必要があるとき、廊下に洗面台があれば、バスルームの混雑を緩和できます。
家族のスケジュールがバラバラでも、洗面台を利用できるため、スムーズに家事が進められます。
緊急時の安心感
緊急時や災害時に、トイレやバスルームに行くのが難しい場合でも、廊下に洗面台があれば、簡単に手を洗ったり清潔に保ったりできます。
小さなお子さんが粗相してもすぐに対応できるよ。
失敗したくないなら間取りが大切!
とはいえ、廊下に洗面台を設置するのは不安はつきませんよね。
そのような不安は、間取りで解決できます!
まずは自信が持てる間取りを手に入れましょう。
こちらから、無料でプロに相談で間取りを作ってもらえますよ。
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手元に間取りはあるものの、納得がいかない場合はセカンドオピニオンとして活用しましょう!
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