新築やリフォームに際して、2階の水回りの配置は重要なポイントです。
水回りの使い勝手や快適性は、日常生活の質を左右する要素ですが、中には後悔するケースもあります。
この記事では、2階の水回りのデメリットとそれを解消するための工夫について詳しく解説します。
水回りの配置に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてね!
結論!老後を考慮するべし
2階の水回りを配置する際には、デメリットを軽減するための工夫が重要です。
防水対策や老後のアクセスを見据えた間取り、設備選びなどを慎重に行いつつ、メリットも活かして快適な水回りを実現しましょう。
将来のことも考えながらバランスを取った水回りの配置が、理想の暮らしをサポートしてくれるはずです。
我が家は2階の水回りは不採用
我が家の場合、広いLDKに憧れていた理由から、設計に水回りを2階部分に持ってくることを提案されました。
しかし、デメリットを考慮した結果、不採用にしました。
たとえ、LDKが狭くなったとしても1階部分に水回りを持ってくることを優先したのです。
可能な限り1階部分で生活したかったよ。
デメリットはこの記事で紹介するからね。
我が家のお風呂やトイレについては上記にて詳しく説明しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
2階の水回りのデメリット5選
それでは、さっそく2階に水回りのデメリットを紹介します。
2階に水回りを配置するデメリットは以下の通りです。
1つずつ解説していきます。
水漏れのリスク
2階に水回りを配置する場合、水漏れのリスクが増加します。
特にバスルームや洗面所では、配管や設備のトラブルによって下階の床や天井に水漏れが発生する可能性があります。
老後のアクセス
年齢を重ねた際には、階段の昇降や水回りのアクセスが大変になることがあります。
2階にバスルームやトイレを配置しておくと、将来的に不便を感じる可能性がある点に注意が必要です。
老後を考慮すると、1階水回りの方が便利だと思ったよ。
重量制限
2階の床は1階よりも軽い構造が一般的です。
重い設備や大きな浴槽を2階に配置する際には、床の耐久性や耐荷重を考慮する必要があります。
騒音や振動の問題
バスタブの使用や洗濯機の稼働など、水回りの利用に伴って騒音や振動が発生することがあります。
これが下の階に影響を及ぼす可能性があるため、適切な断音対策が必要です。
配管工事の難しさ
2階に水回りを配置する際には、下階からの配管工事が必要となります。
これによって、工事の際に床や壁の一部を取り外す必要が出てくるため、工程やコストが増加する可能性があります。
2階水回りのデメリットを解消する工夫3選
とはいえ、我が家のように2階水回りを提案されている方も多いのではないでしょうか。
不安なデメリットを解消する工夫も存在しますので、ご安心を。
1つずつ解説していきますね。
防水対策の徹底
2階に水回りを配置する際には、防水対策を徹底することが大切です。
適切な防水材を使用し、配管や設備の点検・メンテナンスを定期的に行うことで、水漏れのリスクを減少させることができます。
老後を見据えた間取り
将来的な利便性を考え、バリアフリーの設計や1階にも水回りを配置することで、老後におけるアクセスの負担を軽減できます。
トイレや洗面所は特に、日常的に使用する場所なので、使い勝手を重視した配置が重要です。
間取りの段階でしっかりと考慮しておけるといいですね。
設備選びの注意
2階に重い設備を配置する場合、床の耐久性や耐荷重を考慮して、設備選びを慎重に行うことが必要です。
また、耐震性にも注意を払いながら設置することで、安全性を確保できます。
2階水回りのメリットも見逃せない!
新築の家づくりにおいて、2階に水回りを配置することにはいくつかのメリットもあります。
以下にその主なポイントをご紹介します。
こちらも1つずつ解説します。
効率的なスペース活用
2階に水回りを配置することで、1階と比べて水まわりが一か所にまとまるため、効率的なスペース活用が可能です。
特に寝室に近い位置に配置すると、夜間の利用や早朝の身支度がスムーズに行えます。
プライバシーの確保
2階に水回りを設けることで、ゲストや訪問者が来た際に1階の水回りを使用する必要がなくなります。
これにより、家族のプライバシーが守られ、快適な居住空間を確保できます。
フロアプランの柔軟性
2階に水回りを配置することで、1階のレイアウトに制約されず、フロアプランの柔軟性が向上します。
これによって、1階の空間を有効活用したり、将来のリフォームにも対応しやすくなります。
我が家もこの理由から2階水回りを提案されたよ。
意外と気になる!2階水回りの風水
2階の水回り配置においては、風水の考え方も一考の価値があります。
風水では、水のエネルギーを上手に活用することで家庭内のバランスや気流を調和させるとされています。
寝室に近い位置に水回りを配置することで、ポジティブなエネルギーを呼び込み、居住空間の質を高める可能性もあるでしょう。
風水的にはよかったりするかも!?
まとめ!2階水回りは間取りが大切
最終的な水回りの配置においては、家族のライフスタイルや将来の暮らし方を考慮しながら検討することが大切です。
デメリットを踏まえながらも、工夫次第で後悔することなく、快適で満足のいく水回りを実現できるはずです。
新築やリフォームの際には、プロの意見を取り入れながら最良の選択をすることをおすすめします。
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