- 2階リビングを検討しているが不安
- 2階リビング以外に、より良い間取りにできないか考えている
私自身も2階リビングの間取りが候補に挙がり、検討していました。
しかし、デメリットを考慮して不採用!
2階リビングにすることで、どのようなデメリットが生じるのか?
そして、問題を解決する方法を合わせて解説していきます。
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2階リビングのデメリット10選
2階リビングにはメリットももちろんありますが、デメリットを10個挙げてみます。
恐らく、2階リビングを決めかねている方は、以下に対する不安があるのではないでしょうか?
- 階段の上り下りが大変
- 騒音の問題
- 夏は暑い、冬は寒い
- 荷物の運搬が大変
- 災害リスク
- 落下事故のリスク
- 防犯上のリスク
- 家具などの搬入ができない可能性
- 掃除の手間
それでは、1つずつ詳しく解説します。
階段の上り下りが大変
階段の上り下りが面倒で、高齢者や身体に障害を持つ人にとって不便です。
2階をメインで使用する以上、どうしても直面してしまう問題といえます。
騒音の問題
騒音が1階に伝わりやすく、下の階の人に迷惑をかける可能性があります。
特に1階を寝室にする間取りだった場合、家族内で生活リズムが異なると苦労する可能性があります。
夏は暑い、冬は寒い
エアコンの設置場所が限られるため、暑い季節には上の階の部屋が暑くなります。
私自身、賃貸アパート自体が2階に住んでいたため、夏の暑さは経験済み。
12畳ほどのアパートだったので、エアコンを掛ければ解決していましたが、広い部屋全体を涼しくしようと思うと、大変な場合があります。
逆に、冬は1階が寒くなってしまう可能性もあります。
冷たい空気が下にいってしまうので、仕方がないかもしれません。
荷物の運搬が大変
荷物の運搬が階段を使って行わなければならないため、重い荷物を運ぶ際には大変です。
日常生活で買い物に行くことがあると思いますが、いちいち荷物を持って2階へ上がるのはネックですよね。
災害リスク
火災の際、2階から脱出するのが困難な場合があります。
また、地震が起きた際には2階の方が揺れることも考えられます。
落下事故のリスク
2階との行き来が増えるということは、その分、階段から落下事故が起きてしまうリスクも考えられます。
特に、小さなお子さんがいる場合などは心配ですよね。
家具などの搬入ができない可能性
家具の配置が難しい場合があり、広々とした空間を取りにくいことがあります。
実際にキッチンのバックセットなどで、2階への搬入が対応できないメーカーなどもありました。
掃除の手間
2階との行き来が増えると、それだけ階段にホコリが溜まってしまうことが考えられます。
掃除の手間が増えてしまうと言えるでしょう。
2階リビングって意外とデメリットが多いんだね。
リスクを回避することで解決
2階リビングのデメリットを10個挙げましたが、課題を解決する方法があります。
それは、「リスクを回避すること」です。
どうしても2階リビングにしなくてはいけない理由がある場合は、事前にリスクを回避すればよいのです。
- 階段を使いやすくする
- カーペットを敷く
- 暑さと寒さに対策をする
- 安全や防犯の対策をする
- 選ぶ家具を工夫
- スロープの設置
- 耐震を考慮した設計
- 2階リビング以外の間取りにする
なるほど!事前にリスクを回避するんだ!
階段を使いやすくする
階段を使いやすくするために、手すりを設置し、スロープを設置するなどの工夫をすることができます。
カーペットを敷く
騒音対策として、フローリングやカーペットなどを敷くことができます。
暑さと寒さの対策
暑さ対策として、窓に遮熱フィルムを貼る、エアコンを上階に設置する、換気扇を設置するなどの方法をとることができます。
逆に、寒さ対策としては断熱材を入れることや、床暖房を導入する、エアコンや暖房器具を上階に設置するなどの方法をとることができます。
安全対策
安全面については、階段の手すりをしっかりと固定し、転倒防止用のマットを敷く、照明を明るくするなどの対策をとることができます。
防犯面では1階にしようする窓やドアなどを工夫する方法があります。
選ぶ家具を工夫
スペースの制限については、コンパクトな家具を選ぶ、収納スペースを確保するなどの工夫をすることができます。
スロープの設置
ベビーカーや車椅子を使用する場合には、エレベーターやスロープを設置するなどの対策をとることができます。
耐震を考慮した設計
高層建築物の場合には、地震や風に対する強度を考慮した建築設計を行うことができます。
2階リビング以外の間取りにする
そもそも、初めから2階リビングを採用しないというのも1つの手です。
我が家の場合は間取りを見直すことによって、2階リビングをやめることにしました。
次で、間取りの見直しについて説明いたします。
プロに「無料で」間取りを作ってもらう!
この記事を読んでいる方は、ハウスメーカーなどから2階リビングを提案されていたり、様々な理由から2階リビングの検討をする必要があるのではないでしょうか?
果たして、本当に2階リビングでなければいけないのでしょうか。
今一度、2階リビング以外の間取りで考え直せないか再検討してみましょう!
しかしながら、間取りをつくることは素人には難しいです。
ハウスメーカーなどに依頼する場合、手数料が取られる場合もあります。
そこでおすすめなのが、「プロに無料で間取りを作ってもらうこと」です。
無料なの!?なら、とりあえず作ってもらうのもあり?
はい、無料です!
そして、「とりあえず」で作ってもらうこともありです。
なぜなら、1人の設計士の目線の間取りよりも、複数の設計士から間取りをもらう方が視野が広がるからです。
気に入った間取りが見つかれば、その間取りをたたき台にして、「ブラッシュアップ」していけば良いのです!
事前に「2階リビング以外で」と希望を伝えておけば、それに合った間取りを提案してもらうことが可能です。
私が2階リビングを採用しなかった理由
そもそも、なぜ私が2階リビングを検討し、不採用になったかの理由を説明します。
我が家の土地は前後左右にびっしりと家が隣接していました。

ここで問題になってくるのが、「採光をどうするか」です。
ビルトインガレージを希望していたので、道路側からの採光は期待できません。
そこで設計士から提案されたのが「2階リビング」でした。
私が20畳以上の広いLDKに憧れていたため、スペースを確保するためにリビングを2階へ持ってきたとのことでした。
このような提案を受けることは想像していなかったため、正直戸惑いましたが、1度じっくりと検討することにしました。
もらった間取りで、生活している姿を妄想してみたよ。
妄想してみた結果、先述したデメリットが浮かび上がってきました。
老後はなるべく同じフロアで生活したかったこともあり、2階リビングは私たちにとって現実的ではないと思いました。
そこで別の間取りを提案してもらうことに!
20畳以上のLDKの希望は妥協し、17.5畳になってしまったものの、1階で寝ること以外の生活が完結する間取りを提案いただきました。
その解決方法は、採光を天窓で行うことでした。
もちろん、天窓にもデメリットは存在します。
事前に天窓のデメリットも理解することで、効果的に用いることが可能といえるでしょう。
2階リビングのメリット
この記事では、2階のデメリットについて多く述べてしまいましたが、もちろんメリットもあります!
以下に、代表的なメリットを挙げてみます。
採光が取れる
外からの景観や日光を楽しめるため、開放感がある空間が作れます。
我が家が2階リビングの提案を受けた最大の理由がこれでした。
居住スペースの効率化
家族のプライベート空間を1階と分けることができ、居住スペースの効率化が図れます。
2階リビングがあることで、リビングスペースを広く取れます。
さらに、家族の生活リズムが異なる場合でも、2階リビングがあれば、家族全員が自分の時間を持ちやすくなります。
プライバシーが守られる
騒音や匂いが1階に伝わりにくいことや、外からの目線が気になりにくいため、プライバシーが守られます。
デザイン性の向上
2階リビングには、1階リビングとは違う独自のデザイン性があります。
特に、2階にバルコニーやテラスを設ければ、開放感がアップします。
まとめ
2階リビングには様々なデメリットやメリットが存在します。
しかし、自分のライフスタイルを想像して、本当に2階リビングで後悔しないか考えてみる必要があります。
不安な方はセカンドオピニオンとして、間取りを見直すことも1つの手かもしれません。
我が家の場合は、間取りを再検討してよかったと、心から思います♪
納得のいく間取りが出来上がるといいね!
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