2階リビングにすることで、どのようなデメリットが生じるのか?
私自身も2階リビングの間取りが候補に挙がり、検討していました。
しかし、デメリットを考慮して不採用!
そして、問題を解決する方法を合わせて解説していきます。
2階リビングにするか悩んでいる人は必見だよ!
我が家が2階リビングをやめた理由
まず、なぜ我が家が2階リビングを検討し、不採用になったかの理由を説明します。
我が家の土地は前後左右にびっしりと家が隣接していました。
ここで問題になってくるのが、「採光をどうするか」です。
ビルトインガレージを希望していたので、道路側からの採光は期待できません。
そこで設計士から提案されたのが「2階リビング」でした。
私が20畳以上の広いLDKに憧れていたため、スペースを確保するためにリビングを2階へ持ってきたとのことでした。
このような提案を受けることは想像していなかったため、正直戸惑いましたが、1度じっくりと検討することにしました。
もらった間取りで、生活している姿を妄想してみたよ。
妄想してみた結果、先述したデメリットが浮かび上がってきました。
老後はなるべく同じフロアで生活したかったこともあり、2階リビングは私たちにとって現実的ではないと思いました。
そこで別の間取りを提案してもらうことに!
20畳以上のLDKの希望は妥協し、16.5畳になってしまったものの、1階で寝ること以外の生活が完結する間取りを提案いただきました。
その解決方法は、採光を天窓で行うことでした。
もちろん、天窓にもデメリットは存在します。
事前に天窓のデメリットも理解することで、効果的に用いることが可能といえるでしょう。
2階リビングで後悔する理由8選
2階リビングにはメリットももちろんありますが、デメリットを8個挙げてみます。
恐らく、2階リビングを決めかねている方は、以下に対する不安があるのではないでしょうか?
それでは、1つずつ詳しく解説します。
1. 階段の上り下りが大変
階段の上り下りが面倒で、高齢者や身体に障害を持つ人にとって不便です。
2階をメインで使用する以上、どうしても直面してしまう問題といえます。
老後は大変と言われる理由はこれ!
2. 騒音の問題
騒音が1階に伝わりやすく、下の階の人に迷惑をかける可能性があります。
特に1階を寝室にする間取りだった場合、家族内で生活リズムが異なると苦労する可能性があります。
間取りで解決できないか考えよう!
3. 夏は暑い、冬は寒い
エアコンの設置場所が限られるため、暑い季節には上の階の部屋が暑くなります。
私自身、賃貸アパート自体が2階に住んでいたため、夏の暑さは経験済み。
12畳ほどのアパートだったので、エアコンを掛ければ解決していましたが、広い部屋全体を涼しくしようと思うと、大変な場合があります。
広いリビングにしたい人は要注意だね!
広いリビングは憧れますが、意外と後悔することも?
以下の記事で詳しく紹介しています。
逆に、冬は1階が寒くなってしまう可能性もあります。
冷たい空気が下にいってしまうので、仕方がないかもしれません。
4. 荷物の運搬が大変
荷物の運搬が階段を使って行わなければならないため、重い荷物を運ぶ際には大変です。
日常生活で買い物に行くことがあると思いますが、いちいち荷物を持って2階へ上がるのはネックですよね。
賃貸アパート時代、2階まで運ぶのは大変だった!
5. 災害リスク
火災の際、2階から脱出するのが困難な場合があります。
また、地震が起きた際には2階の方が揺れることも考えられます。
避難経路は確認しておかないと!
6. 落下事故のリスク
2階との行き来が増えるということは、その分、階段から落下事故が起きてしまうリスクも考えられます。
特に、小さなお子さんがいる場合などは心配ですよね。
落下しないように対策しなきゃね。
7. 家具などの搬入ができない可能性
家具の配置が難しい場合があり、広々とした空間を取りにくいことがあります。
実際にキッチンのバックセットなどで、2階への搬入が対応できないメーカーなどもありました。
導入したいキッチンなどがある場合は事前に確認だよ!
8. 掃除の手間
2階との行き来が増えると、それだけ階段にホコリが溜まってしまうことが考えられます。
掃除の手間が増えてしまうと言えるでしょう。
まめに掃除しないといけないのは大変だ〜
2階リビングで失敗しない方法
2階リビングのデメリットを10個挙げましたが、課題を解決する方法があります。
それは、「リスクを回避すること」です。
どうしても2階リビングにしなくてはいけない理由がある場合は、事前にリスクを回避すればよいのです。
なるほど!事前にリスクを回避するんだ!
1. 階段を使いやすくする
階段を使いやすくするために、手すりを設置し、スロープを設置するなどの工夫をすることができます。
階段の手すりはマストだよね!
2. カーペットを敷く
騒音対策として、フローリングやカーペットなどを敷くことができます。
我が家は2階部分にタイルカーペットを敷き詰めました!
詳しくは上記で紹介しています。
3. 暑さと寒さの対策
暑さ対策として、窓に遮熱フィルムを貼る、エアコンを上階に設置する、換気扇を設置するなどの方法をとることができます。
逆に、寒さ対策としては断熱材を入れることや、床暖房を導入する、エアコンや暖房器具を上階に設置するなどの方法をとることができます。
床暖房を検討中の人は上記も参考にしてみてくださいね。
4. 安全対策
安全面については、階段の手すりをしっかりと固定し、転倒防止用のマットを敷く、照明を明るくするなどの対策をとることができます。
防犯面では1階にしようする窓やドアなどを工夫する方法があります。
5. 選ぶ家具を工夫
スペースの制限については、コンパクトな家具を選ぶ、収納スペースを確保するなどの工夫をすることができます。
6. スロープの設置
ベビーカーや車椅子を使用する場合には、エレベーターやスロープを設置するなどの対策をとることができます。
7. 耐震を考慮した設計
高層建築物の場合には、地震や風に対する強度を考慮した建築設計を行うことができます。
8. 2階リビング以外の間取りにする
そもそも、初めから2階リビングを採用しないというのも1つの手です。
我が家の場合は間取りを見直すことによって、2階リビングをやめることにしました。
次で、間取りの見直しについて説明します。
プロに「無料で」間取りを作ってもらう!
この記事を読んでいる方は、ハウスメーカーなどから2階リビングを提案されていたり、様々な理由から2階リビングの検討をする必要があるのではないでしょうか?
果たして、本当に2階リビングでなければいけないのでしょうか。
今一度、2階リビング以外の間取りで再検討してみましょう!
しかしながら、間取りをつくることは素人には難しいです。
ハウスメーカーなどに依頼する場合、手数料が取られる場合もあります。
そこでおすすめなのが、「プロに無料で間取りを作ってもらうこと」です。
無料なの!?なら、とりあえず作ってもらうのもあり?
はい、無料です!
そして、「とりあえず」で作ってもらうこともありです。
なぜなら、1人の設計士の目線の間取りよりも、複数の設計士から間取りをもらう方が視野が広がるからです。
気に入った間取りが見つかれば、その間取りをたたき台にして、「ブラッシュアップ」していけば良いのです!
事前に「2階リビング以外で」と希望を伝えておけば、それに合った間取りを提案してもらうことが可能です。
二階リビングにすればよかったケース
この記事では、2階のデメリットについて多く述べてしまいましたが、もちろんメリットもあります!
以下に、代表的なメリットを挙げてみます。
1つずつ見ていきましょう。
採光が取れる
外からの景観や日光を楽しめるため、開放感がある空間が作れます。
我が家が2階リビングの提案を受けた最大の理由がこれ!
居住スペースの効率化
家族のプライベート空間を1階と分けることができ、居住スペースの効率化が図れます。
2階リビングがあることで、リビングスペースを広く取れます。
さらに、家族の生活リズムが異なる場合でも、2階リビングがあれば、家族全員が自分の時間を持ちやすくなります。
汎用性は高くなるよね!
プライバシーが守られる
騒音や匂いが1階に伝わりにくいことや、外からの目線が気になりにくいため、プライバシーが守られます。
デザイン性の向上
2階リビングには、1階リビングとは違う独自のデザイン性があります。
特に、2階にバルコニーやテラスを設ければ、開放感がアップします。
バルコニーについては上記で詳しく紹介しています。
まとめ
2階リビングには様々なデメリットやメリットが存在します。
しかし、自分のライフスタイルを想像して、本当に2階リビングで後悔しないか考えてみる必要があります。
不安な方はセカンドオピニオンとして、間取りを見直すことも1つの手かもしれません。
我が家の場合は、間取りを再検討してよかったと、心から思います♪
納得のいく間取りが出来上がるといいね!
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