スイッチニッチはいらない？ダサい？新築で後悔しない6つの方法！

家づくりにおいて、スイッチニッチは便利で美しいデザインの要素として考えられることがあります。

スイッチニッチとは、壁面に凹みを作り、その中に照明やコンセントのスイッチを集めたものです。

見た目がすっきりとして、インテリアの邪魔にならないと人気を集めています。

この記事では、スイッチのニッチをやめた理由、メリットとデメリットについて詳しく紹介します。

スイッチニッチ(リモコンニッチ)をやめて後悔！

我が家はスイッチニッチ(リモコンニッチ)を採用しませんでした。

その結果、スイッチニッチを採用すればよかったと後悔しています。

ダイニングキッチンの壁にスイッチやインターホンを設置していますが、スイッチニッチを設けた方がまとまりが出たのではないかと感じています。

家づくりはコストが掛かるため、メリハリをつけるためにスイッチニッチは採用しませんでしたが、数万円の差なら作ってもよかったと後悔しています。

スイッチニッチのデメリット5選

おしゃれで便利なスイッチニッチですが、デメリットも存在します。

1つずつ解説していきます。

壁の構造変更が必要

スイッチニッチを設置するためには壁の構造を変更する必要があり、大がかりな工事が必要です。

修復が難しい

スイッチニッチを設置した後で壁に問題が発生した場合、修復が難しくなります。

工事コストの増加

スイッチニッチを設置する工事は追加のコストがかかり、予算をオーバーする可能性があります。

設置位置の選択が難しい

スイッチの位置を変更する場合、設置位置の選定が難しく、使い勝手に影響を及ぼすことがあります。

将来的な変更への対応が難しい

配線がスイッチニッチに組まれている場合、将来的な変更に対応するのが難しくなります。

スイッチニッチのメリット5選

スイッチニッチのデメリットについて紹介しましたが、もちろんメリットも存在します。

1つずつ解説していきます。

美しいデザイン

スイッチのニッチは壁面にスッキリと収められ、美しいデザインを実現できます。

配線の隠蔽

配線を隠すことで、部屋全体の配線がすっきりと見え、美観を損ないません。

掃除しやすさ

スイッチが窪んでいるため、掃除の際にスイッチ周りの埃を取りやすくなります。

カスタマイズ可能

サイズや形状を自由にカスタマイズでき、インテリアに合わせたデザインが可能です。

高級感の演出

スイッチのニッチは高級感を演出し、質の高い家の印象を持たせることができます。

スイッチニッチで失敗しない方法6選

スイッチニッチは魅力的ですが、設計や使用方法を誤ると後悔の原因になることも。

ここでは、スイッチニッチで失敗しないためのポイントをご紹介します。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1. 適切な配置を考える

スイッチニッチの位置は慎重に決めましょう。

• 動線を考慮する：頻繁に使うスイッチは、動線上に配置する
• 高さを適切に：子どもや高齢者も使いやすい高さに設定する
• 周囲の家具との関係：家具で隠れないよう注意する

2. サイズと深さを十分に検討

スイッチニッチのサイズと深さは、使い勝手に大きく影響します。

• 十分な幅：複数のスイッチを配置する場合、操作しやすい幅を確保する
• 適切な深さ：深すぎると使いにくく、浅すぎるとスイッチが飛び出す

3. 照明を工夫する

スイッチニッチ内の照明は重要です。

• LED照明の使用：省エネで長寿命なLED照明がおすすめ
• 間接照明の活用：柔らかな光で雰囲気を演出

4. 拡張性を考慮する

将来的な需要の変化に対応できるよう、拡張性を持たせることが大切です。

• 余裕のあるスペース：将来的なスイッチの追加に備える
• 配線の余裕：後からの変更や追加を容易にする

5. デザインにこだわる

スイッチニッチは機能性だけでなく、インテリアの一部としても重要です。

• 壁紙や塗装：周囲の壁面との調和を考える
• フレームの選択：部屋の雰囲気に合わせたフレームを選ぶ

6. プロの意見を聞く

設計の段階で、電気工事のプロや内装のスペシャリストの意見を聞くことをおすすめします。

プロの経験から、思わぬアドバイスをもらえることがあります。

スイッチニッチの代替案5選

スイッチニッチに不安を感じる方や、別の選択肢を探している方のために、いくつかの代替案をご紹介します。

1つずつ紹介しますね。

1. フラットなスイッチパネル

最新のスイッチパネルは、非常に薄くデザイン性の高いものが多くあります。

壁面から大きく突出することなく、スマートな印象を与えられます。

2. スマートホームシステムの導入

スマートフォンやタブレットで照明やエアコンを操作できるスマートホームシステムを導入すれば、物理的なスイッチの数を減らすことができます。

3. 音声操作システム

Amazon AlexaやGoogle Homeなどの音声操作システムを活用すれば、スイッチを操作する必要がなくなります。

我が家はAmazonプライム会員のため、アレクサを採用！

リビングに置いていますが、重宝しています。

スイッチニッチの採用が難しい場合はスマートハウス化を検討するのもいいですね！

4. モーションセンサー付き照明

人の動きを感知して自動的に点灯・消灯する照明を使用すれば、スイッチの操作頻度を減らせます。

人感センサーにした方がいい場所5選と後悔する場所3選【失敗談】

人感センサーは便利な照明ですが、慎重に検討しないと思わぬ後悔をすることも。この記事では人感センサーにした方がいい場所と後悔する場所を紹介します。

taninouchi.com

2023.10.29

人感センサーライトについては上記で詳しく紹介しています。

あわせてチェックしてみてくださいね。

5. 壁面収納との組み合わせ

スイッチニッチの代わりに、小さな壁面収納を設置し、その中にスイッチを配置する方法もあります。

収納スペースも確保でき、一石二鳥です。

まとめ！

スイッチニッチは美しいデザインや整った配線を実現できる一方で、壁の構造変更や修復の難しさ、工事コストの増加など、デメリットも抱えています。

自身の家のニーズや予算と照らし合わせ、スイッチニッチを採用する際には慎重な判断が必要です。

手間や費用をかける価値があると感じる場合もあれば、シンプルな設計を選ぶことで無駄を省くこともできます。