ボッシュの食洗機をリンスなしで使用してみた！驚きの実験結果は？

食洗機は現代の忙しい生活において、なくてはならない家電の一つとなっています。

しかし、その使用方法や効果的な活用法については、まだまだ疑問が多いのではないでしょうか。

この記事では、ボッシュの食洗機をリンス剤なしで使用した経験について、詳しくご紹介していきます。

この記事を読むことで、食洗機の使用方法や効果について、新たな発見があるかもしれません。

ボッシュの食洗機で後悔！ゼオライトはいらない？口コミを正直に…

ボッシュ(bosch)の食洗機を採用しましたが、後悔ポイントがあります。我が家はゼオライト乾燥をオプションで付けましたが、その実力はいかに？

taninouchi.com

2023.04.14

我が家が使用しているのは、ボッシュ(bosch) ゼオライト乾燥有りです。

製品についての感想は上記でレビューしているので、合わせて参考にしてみてくださいね。

ボッシュの食洗機をリンスなしで使用した結果

まず、結論から先にお伝えしましょう。

ボッシュの食洗機をリンス剤なしで使用した結果、以下の2点が明らかになりました。

このように、ボッシュの食洗機はリンス剤なしでも十分に使用可能であると言えます。

1つずつ紹介しますね。

乾燥はいまいちだが問題なし

リンス剤を使用しない場合、食器の乾燥具合が若干劣る傾向にありました。

特にグラスや平皿の表面に水滴が残りやすく、完全に乾燥するまでに時間がかかりました。

しかし、これは深刻な問題というほどではなく、食器を食洗機から取り出した後に軽く拭くことで簡単に解決できました。

汚れはしっかり落ちる

最も重要な点として、リンス剤を使用しなくても、食器の汚れはしっかりと落ちることが確認できました。

油汚れや乾燥した食べ残しなど、様々な種類の汚れに対して高い洗浄力を発揮しました。

この点については、リンス剤の有無による顕著な差は見られませんでした。

しかし、公式はリンス剤の使用を推奨しています。

Q. リンス剤はかならず使わなければなりませんか。

A. Boschの食器洗い機は、食器洗い機専用洗剤とリンス剤を併用することで、最も能力を発揮します。
具体的には、洗剤が食器汚れを全般的に落とし、リンス剤が最後の汚れ落とし効果に加え、乾燥時に水切れを良くする役割があります。
食器洗い機をより上手にお使いいただくためにも、食器洗い機専用洗剤とリンス剤は併用ください。

Bosch家電サイトFAOより引用

完璧な仕上がりを求める場合や、より効率的な乾燥を望む場合は、リンス剤を使用する価値があるでしょう。

実験内容は？

それでは、具体的な実験内容についてご紹介します。

それでは実験内容を具体的にみてみましょう。

リンス剤がなくなったタイミングで実施

この実験は、偶然にもリンス剤が切れてしまったタイミングで始まりました。

通常なら慌てて購入に走るところですが、この機会を利用して「ボッシュの食洗機をリンスなし」の状態で使用してみることにしました。

リンス剤がなくなった際は、画像のように赤いランプでお知らせしてくれます。

コースはAuto65-75℃を使用

我が家が使用しているボッシュには「Eco50℃」「Auto65-75℃」「Auto45-65℃」「70℃」のモードがありますが、今回はAuto65-75℃を使用しました。

低い温度だと洗剤・リンスありでも汚れが残ることがあるため、普段からAuto65-75℃を選択しています。

ハヤシライスの鍋を確認

特に注目したのが、ハヤシライスを作った後の鍋の洗浄です。

ハヤシライスは油分が多く、鍋底に焦げ付きやすい料理の代表格です。

この難敵とも言える汚れに対して、リンス剤なしのボッシュ食洗機がどれだけの威力を発揮するか、興味津々で観察しました。

鍋底の焦げ付き、側面や縁の油汚れの全てきれいに落ちていました！

リンス剤がなくても、洗浄力自体には大きな影響がないことが確認できました。

食洗機リンス剤のメリット

ここで、食洗機用リンス剤のメリットについて整理してみましょう。

リンス剤を使用することで、以下のような利点があります。

1つずつ紹介しますね。

1. 乾燥効果の向上

リンス剤には食器の表面張力を下げる効果があり、水滴が食器にとどまりにくくなります。

これにより、乾燥時間が短縮され、より効率的に食器を乾かすことができます。

2. 水垢防止

リンス剤には水垢の付着を防ぐ効果があります。

長期的に見ると、食器の美しさを保つことができます。

3. 光沢の向上

リンス剤を使用すると、食器やグラスの表面に光沢が出ます。

特にワイングラスなどの透明な食器で、その効果が目立ちます。

4. 洗剤の残留防止

リンス剤には、食器に残った洗剤を洗い流す効果もあります。

これにより、食器に洗剤が残留するリスクが低減されます。

5. 食洗機内部の保護

リンス剤を使用することで、食洗機内部の水垢付着も抑制されます。

結果として、食洗機自体の寿命を延ばす効果が期待できます。

食洗機リンス剤のデメリット

一方で、食洗機用リンス剤にはデメリットもあります。

以下に主なものを挙げてみましょう。

コスト増加

リンス剤を定期的に購入する必要があるため、ランニングコストが増加します。

特に大家族や頻繁に食洗機を使用する家庭では、この費用が無視できない金額になる可能性があります。

リンス剤なしで使用する際の注意点

ボッシュの食洗機をリンス剤なしで使用する場合、以下の点に注意が必要です。

注意点について、1つずつ紹介しますね。

1. 乾燥時間の延長

リンス剤を使用しない場合、食器の乾燥に時間がかかる可能性があります。

食洗機の運転終了後、扉を開けて自然乾燥を促すのも良いでしょう。

2. 水滴痕の増加

特にグラスや光沢のある食器では、水滴の跡が残りやすくなります。

使用前に軽く拭き取る必要があるかもしれません。

3. 洗剤の選択

リンス剤を使用しない分、洗浄力の高い洗剤を選ぶことが重要です。

ボッシュ推奨の洗剤を使用するのが最適ですが、他のブランドでも高品質なものを選びましょう。

Q. 食器洗い機専用洗剤はどのメーカーでも使えますか。

A. ご使用いただけます。「食器洗い機専用」の表示があるかご確認ください。

Bosch家電サイトFAOより引用

Q. リンス剤についてくわしく教えてください。

A. Boschのビルトイン食器洗い機はフィニッシュ社のリンス剤の使用を推奨しております。

詳しくはフィニッシュ ブランドサイト（https://www.finishinfo.jp/）をご覧ください。

Bosch家電サイトFAOより引用

4. 洗浄プログラムの調整

リンス剤なしで使用する場合、より高温での洗浄や長時間のプログラムを選択することで、洗浄効果を高められる可能性があります。

5. 定期的なメンテナンス

リンス剤を使用しない分、食洗機内部の清掃や点検をより頻繁に行う必要があるかもしれません。

特に、スプレーアームの噴射口が詰まっていないか確認しましょう。

これらの点に注意を払うことで、リンス剤なしでもボッシュの食洗機を効果的に使用することができます。

メンテナンス方法については「ボッシュの食洗機で後悔！ゼオライトはいらない？口コミを正直に…」で実際の写真を使いながら紹介しています。

食洗機の効果的な使用方法

ここで、リンス剤の使用有無にかかわらず、食洗機を効果的に使用するためのポイントをいくつか紹介します。

これらのポイントを押さえることで、リンス剤の使用有無にかかわらず、食洗機の性能を最大限に引き出すことができます。

1つずつ紹介します。

1. 適切な食器の配置

食器を適切に配置することで、洗浄効果が大きく向上します。

大きな皿は外側に、小さな皿は内側に配置し、スプレーアームの動きを妨げないようにしましょう。

2. 予備洗いの実施

ひどい汚れや乾燥した食べ残しは、軽く水で流してから食洗機に入れると、より効果的に洗浄できます。

3. 適切な洗剤の使用

食洗機専用の洗剤を使用し、適量を守ることが重要です。

使いすぎは逆効果になる可能性があります。

4. 定期的なメンテナンス

フィルターの清掃や内部の拭き掃除を定期的に行うことで、食洗機の性能を長く保つことができます。

5. 硬さの異なる食器の分別

ガラス製品と金属製品など、硬さの異なる食器は別々に洗うことで、傷つきを防ぐことができます。

6. 適切な水温の選択

油汚れが多い場合は高温の、デリケートな食器の場合は低温のプログラムを選択するなど、状況に応じて適切な水温を選びましょう。

7. 乾燥時の工夫

洗浄後すぐにドアを開けて自然乾燥を促すことで、より効果的に乾燥させることができます。

まとめ

結論として、ボッシュの食洗機はリンス剤なしでも十分に使用可能であり、高い洗浄力を発揮することが確認できました。

ただし、完璧な仕上がりを求める場合や、より効率的な乾燥を望む場合は、リンス剤の使用を検討する価値があります。

最終的に、食洗機の効果的な使用方法を理解し、適切なメンテナンスを行うことが、リンス剤の使用有無にかかわらず、食洗機の性能を最大限に引き出す鍵となります。