無垢床は温かみがあると人気がありますが、採用する前に、いくつかの重要なデメリットを見逃さないようにしましょう。
この記事では、掃除の手間や傷の問題など、後悔しないために知っておくべきポイントを詳しく解説します。
我が家はデメリットを考慮して無垢材を不採用!
不採用の理由もお伝えするよ!
間取りに不安がある方や、まだ間取りが決まっていない方こそ、無料でプロに相談してみましょう。
- 間取りのたたき台として活用できる
- セカンドオピニオンとして活用できる
無垢床のデメリット6選
無垢の床には以下のようなデメリットがあります。
1つずつ解説していきますね。
掃除やメンテナンスが大変
無垢の床は木材から作られており、適切なメンテナンスが必要です。
木材は湿気や変動する温度に敏感であり、定期的に掃除をしないといけません。
また、定期的なワックスやオイルの塗布、床の研磨や再仕上げなどの作業も必要です。
ズボラな私にはハードルが高すぎたよ。
コストが高い
使用する無垢材にもよりますが、無垢床にすることでコストが高くなってしまう場合があります。
我が家の場合、当初は無垢材で見積もりを頂いていましたがフロアタイルに変更したことで、大幅なコストカットができました。
予算と相談しないといけないね。
水や湿気への弱さ
無垢の床は水や湿気に弱い傾向があります。
水の浸透や湿度の変化により、床板が膨張したり収縮したりする可能性があります。
したがって、水のこぼれや浸水を避けるために注意が必要です。
また、湿度管理のために加湿器や除湿器の使用が必要な場合もあります。
傷や凹みのリスク
無垢の床は比較的柔らかい素材であるため、家具の移動や落下物などにより傷や凹みが生じる可能性があります。
特に、家具の脚の下に適切なマットなどを使用しない場合、床に傷がつくリスクが高まります。
また、ペットの爪や鋭利な物体なども床に傷をつける可能性があります。
日焼けや変色の可能性
無垢の床は、長時間の直接日光にさらされると、日焼けや変色が生じる可能性があります。
日光による床の色の変化は均一ではなく、一部分が濃くなることもあります。
家具や敷物の配置の変更やカーテンやブラインドの使用など、日焼けを防ぐための対策が必要です。
騒音や振動が伝わる
無垢の床は一般的に、カーペットなどの柔らかい床材よりも騒音や振動を伝えやすい傾向があります。
特に上階の歩行音や家具の移動、子供の遊びなどは下階に響きやすくなります。
騒音や振動を軽減するために、ラグやマットの使用や床下に適切な断熱材を設置するなどの対策が必要です。
以上が無垢材のデメリットだよ。
便利グッズを使うなどすれば、デメリットも克服できそう!
綺麗な見た目や暖かみを重視する場合は魅力的ですが、長期的なメンテナンスや注意が必要であることを念頭に置いて選択することが重要です。
我が家が無垢の床をやめた理由3選
我が家が無垢床を不採用にした理由は3つあります。
こちらも1つずつ解説していきますね。
ホテルライクな雰囲気にしたかった
1つ目の理由は、ホテルライクな雰囲気にしたかったからです。
我が家の家づくりのテーマは「ホテルライク」でした。
使用するカラーはホワイト・グレー・ブラックに絞って、モダンな雰囲気を作りたいと考えました。
温かみのある無垢床も捨てがたかったので、当初は無垢材で見積もりを頂いていましたが、やはり目指したい雰囲気とは異なっていたため不採用に。
窓枠に木材を使用するなどして、部分的に木の温かみを残してもらいました。
コストカットしたかった
2つ目の理由は、コストカットしたかったからです。
ホテルライクな家を目指した我が家は、無垢床の優先順位は低くなりました。
無垢床にて頂いていた見積もりをフロアタイルに変更したことで、大幅なコストカットが実現しました。
フロアタイルを採用したことで、ホテルライクかつコスト削減を実現できたため、満足しています。
メンテナンスはラクしたかった
3つ目の理由はメンテナンスはラクしたいと感じていたからです。
私は自他共に認めるズボラな性格です。
デメリットの一つでもある「掃除やメンテナンスが大変」はクリアできないと感じました。
掃除は全てルンバなどのロボット掃除機に任せたいと考えていたため、傷がつきやすい無垢床に使用することに抵抗を感じました。
無垢の床のメリット5選
無垢の床のメリットには以下のようなものがあります。
1つずつ説明します。
自然な美しさ
無垢の床は木材そのもので作られており、自然な風合いや木目の美しさが特徴です。
そのため、温かみや個性があり、空間に自然な魅力を与えます。
無垢床を採用したい方は、温かみに惹かれるのでは?
耐久性と長寿命
無垢の床は厚みのある木材で作られているため、耐久性が高く、長期間使用することができます。
適切なメンテナンスやケアを行えば、数十年以上も持つことができます。
バリエーションと選択の幅
無垢の床はさまざまな種類の木材から作られており、異なる木材の種類や色、木目、質感などから選ぶことができます。
そのため、自分の好みやインテリアスタイルに合った床材を選ぶことができます。
選ぶ木材でコストが変わるから、プロに確認しようね!
温かみと快適性
無垢の床は木材の性質から来る絶縁性があり、冷たさを感じにくい特徴があります。
そのため、裸足で歩いたり座ったりする際も、冷たさを感じずに快適に過ごすことができます。
環境への配慮
無垢の床は天然素材であるため、持続可能な選択肢として環境に配慮した床材です。
木材の調達や加工において環境への負荷を最小限に抑えられるほか、廃棄物の再利用やリサイクルが可能です。
無垢床にはメリットもたくさんあるね!
ただし、デメリットや適切なメンテナンスの必要性も忘れずに考慮し、自身のニーズや環境に合わせて選ぶことが重要です。
コストを抑えたいならプロに相談
無垢床を採用したいけど、コストは削減したい!
そうお考えの方は、まずは無料でプロに相談してみましょう。
まだ間取りが決まっていない方は、たたき台として活用できます。
手元に間取りはあるものの、納得がいかない場合はセカンドオピニオンとして活用しましょう!
コメント